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ADVANCED(アドバンス)メニュー
ファイアウォールを設定することで外部からネットワークを保護することが可能です。本製品はファイアウォールを搭載しています。「SPI」機能に
よりサイバー攻撃をブロックします。特定のアプリケーションを使用する場合、コンピュータを外部に対してオープンにする必要がある場合もあり
ます。コンピュータをオープンにする場合、「DMZ」を有効にすることで対応ができます。DMZ は「Demilitarized Zone」の略です。本機能により
選択したコンピュータは完全に外部へオープンな状態になります。
ADVANCED > FIREWALL SETTINGS の順にメニューをクリックし、以下の画面を表示します。
本画面には以下の項目があります。
項目 説明
Enable SPI SPI ( ステートフルパケットインスペクションまたはダイナミックパケットフィルタリング ) は各セッションの状態を
トラッキングすることにより、サイバー攻撃を防ぎます。プロトコルに従いセッションを通過するトラフィックを認
証します。
NAT Endpoint Filtering TCP/UDP ポートに次の一つを選択します。
• Endpoint Independent - ポートに対しオープンなアプリケーションに全ての受信パケットが送信されます。5 分間
受信しないとポートはクローズします。
• Address Restricted - 受信トラフィックは送信接続の IP アドレスと一致する必要があります。
• Address + Port Restriction - 受信トラフィックは送信接続の IP アドレスとポートと一致する必要があります。
Anti-Spoong Checking アンチスプーフィングチェックを有効にします。
Enable DMZ Host アプリケーションがルータ配下のデバイスとうまく接続できない場合、コンピュータをインターネットへオープンに
することでアプリケーションを動作させます。
DMZ に設定するコンピュータはある程度のセキュリティリスクを負うことになります。本機能は最終的な
手段として使用することをお勧めします。
IP Address インターネット接続において制限を設けないネットワークのコンピュータの IP アドレスを指定します。DHCP によ
り自動的に IP アドレスを取得している場合、Basic > DHCP で手動リザベーションを設定して DMZ での IP アドレス
が変更されないように設定します。
設定を変更する際は、必ず 「Save Settings」 ボタンをクリックし、設定内容を適用してください。
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